※この用語集は専門書や解説書などを元に当社が独自に作成・編集したもので、他の用語集と内容が異なる場合があります。
- あそび / 遊び
- 構造上、力の伝達が充分に伝わらない状態。部材間の接続部に緩みがある状態。
- あたり / 当り
- 手掛かり、目当ての意から、部材の位置を示す場合に用いられる。「当りをとる」「当りをつける」とは、予め目的の位置に印をすること。
- あついた / 厚板
- 板厚が6.0~50mmの板。または6.0mm以上の板。だだし厳密な定義はない。
- あつさ / 厚さ( 略称記号:t )
- 記号は寸法数値の前に付ける。
- あっしゅくりょく / 圧縮力
- 軸方向力のひとつ。材端に作用する外力が、互いに押合うように作用した時、部材の内部に生ずる力。
- あばれる / 暴れる
- 材料または完成仕上がり部分が、主として空気の乾湿により割れ・捻れ・曲がりなどすること。狂うともいう。
- アルマイト / Alumite
- 「陽極酸化被膜処理」ともいい、アルミニウムに耐食性酸化被膜を施すこと。耐摩耗性・耐食性にすぐれた建材用アルミの表面処理によく使われている。
- アンカーボルト / Anchor bolt
- 柱脚部や土台をコンクリート基礎に、あるいは工作物の基部を床コンクリートに固定するようなときに使用するボルト。
- あんぜんえいせいせきにんしゃ / 安全衛生責任者
- 労働災害の防止を指導する責任者で、現場に従事する関係請負人から選出される。
- あんぜんかんりしゃ / 安全管理者
- 安全にかかわる技術的な事項を管理する専門技術者で、総括安全衛生管理者の補佐をする。
- いっぱんきょうそうけいやく / 一般競争契約
- 一般競争入札の方法によって決まった契約。
- いとめん / 糸面
- 面取りのひとつ。角材、板材などの角をごく細く削った面。
- いりすみ / 入隅
- 角度をなした2つの面が交わってできる内側の隅のこと。
- インサート / Insert
- 差し込むこと。コンクリートの表面に、いろいろなものを取り付けるため、コンクリート打ち込みの際に予め埋め込む鉄製の部品。
- うけおい / 請負
- 請負契約のこと。当事者の一方がある仕事を完成することを約し、相手方がその仕事の結果に対して報酬を与えることを約する契約。
- うけおいけいやくしょ / 請負契約書
- 契約ごとに定める事項、すなわち仕事名・納期・請負代金額などを記載し、注文者と請負者の間で双方の権利義務を定めた文書。
- うけしょ / 請書
- 注文者が注文書を発行することに対し、請負者が承諾を示す文書。
- うすいた / 薄板
- 板厚が0.5~3.0mmの板。または3.0mm以下の板。だだし厳密な定義はない。
- うちわけめいさいしょ / 内訳明細書
- 請負金額の内訳を示した書類。
- えいせいかんりしゃ / 衛生管理者
- 労働者の健康障害を防止するため、事業者は事業場の規模に応じて衛生管理者を選任し、衛生にかかる技術的事項を管理させねばならない。
- エッチング / Etching
- ステンレスや銅板で主に装飾用に絵柄や模様を浮き彫りさせたような化粧板があるが、これは予めシルク印刷した図柄を強酸により腐食させ、その腐食の強弱で絵柄の凹凸をつけているもので、この方法をエッチングという。
- エフアールピー / FRP
- 繊維強化プラスチックの略称記号。
- エンボス / Emboss
- アルミやステンレス板の地肌に圧着ロールで圧延し凹凸の模様をつけた化粧板で、主に建築用の装飾品に使われている。
- おう / 追う
- 一定間隔で柱を立てていく時など「○mm間隔で追う」などという。
- おうりょく / 応力
- 部材が荷重(外力)を受けた時、荷重に応じて部材の内部に変形を生じる。この変形に対して生じる抵抗力(内力)を応力という。
- おくゆき / 奥行( 略称記号:D )
- 記号は寸法数値の前に付ける。
- おさまり / 納まり
- 他の部分との関連、体裁の上からみた部材の取り付け状態や、仕上げの手際をいう。
- おしゃか / 御釈迦
- 不良品などの意に使われる。加工段階で出来損なうことを「おしゃかになる」という。